奈良・奥大和おすすめスポット&モデルコース|心も体も癒す旅へ

目次

都会を少しだけ離れて、奥大和へ

仕事も暮らしも、きちんとこなしている。
それでもふと、「このままでいいのかな」と思う瞬間はありませんか?

にぎやかな街の暮らしは便利で楽しい。でも心の奥では、もっと静かで深く呼吸できる場所を求めている自分に気づくこともあるのではないでしょうか。
そんなときは、ほんの少しだけ街を離れる時間をつくってみましょう。

奥大和は、関西の都市圏から気軽に訪れることができる場所です。
吉野町や宇陀市をはじめ、森や清流に抱かれたまちが点在し、吉野杉や吉野ヒノキの森、清らかな川の流れ、歴史ある町並みが広がっています。

森の匂い、川の音、山の静けさ、そして人々の温かい暮らし。
都市からほど近いのに、まったく異なる時間がゆるやかに流れ、心と体をやさしくほどきながら、訪れる人をあたたかく迎えてくれます。


奥大和の温泉で心と身体をほぐす

奥大和には、各地に多彩な温泉があります。大阪や名古屋から気軽にアクセスできるので、ちょっとしたリフレッシュ旅にもぴったりです。

おすすめ温泉スポット

1.洞川温泉ビジターセンター(天川村)

修験道の聖地・大峰山(おおみねさん)の登山口として栄えた洞川温泉(どろがわおんせん)
山あいに佇む温泉街には、木造旅館や格子戸の家並みが残り、まるで昭和にタイムスリップしたような趣があります。この歴史ある温泉街で日帰り入浴を楽しむなら、洞川温泉ビジターセンターがおすすめです。湯上がりには、清流・山上川(さんじょうがわ)沿いの散策や、名水「ごろごろ水」を使った豆腐料理などの地元の味も楽しめます。
また、古くから伝わる和漢胃腸薬「陀羅尼助(だらにすけ)」を扱う店が並ぶ通りでは、この地ならではの文化に触れることができます。
https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5171/

2.金剛乃湯(五條市)

五條市にある天然温泉金剛乃湯は、京奈和自動車道・五條ICからすぐの好アクセスながら、濃厚な泉質を誇る温泉施設です。
地下1,300mから汲み上げられる源泉は、肌にとろりとしたぬるすべ感があり、美人の湯として知られています。体の芯まで温まるため、湯冷めしにくいのが大きな特徴です。大岩を配した露天風呂など、開放感のある浴槽で日頃の疲れを癒すことができます。施設周辺では柿の葉寿司など地元の食文化も楽しめます。
http://www.riversidehotel.co.jp/hot-spring/

3.お亀の湯(曽爾村)

ススキの絶景で知られる曽爾高原の麓に佇むのが、曽爾高原温泉 お亀の湯です。
肌がしっとりと潤い、とろみを感じる湯ざわりから、こちらも美人の湯として高い評判を得ています。開放的な露天風呂からは、兜岳と鎧岳の雄大なパノラマを一望できます。湯上がりには、館内のお食事処や隣接するファームガーデンにて、名物の曽爾高原ビール地元産の郷土料理を心ゆくまで堪能し、リフレッシュできます。
https://www.soni-kogen.com/hotspring/

林業のまちで学ぶ、木と暮らしの関係

奥大和は古くから林業で栄えてきた地域で、中でも吉野杉や吉野ヒノキは全国的にも有名です。
身近な生活の中にも、伝統的な手仕事から生まれた木工製品が根付いています。ここでは、その技に触れ、暮らしに木の温もりを取り込むワークショップやツアーを紹介します。

木工ワークショップ&ツアー

1.三宝づくり体験(吉谷木工所/下市町)

下市町にある1910年創業の吉谷木工所は、吉野ヒノキを使った神具・三宝づくりを今も受け継ぐ老舗の木工所です。ここでは、伝統の挽曲げ(ひきまげ)技法を使った三宝または小物入れづくりを体験できます。職人の手仕事を間近に見ながら、木の香りや温もりを感じられる貴重な時間。吉野の森の恵みを、自らの手で形にする体験です。
https://go-shimoichi.com/spot/yoshitani2/

2.吉野ヒノキと和紙のあかり作り(あかり工房吉野/大淀町)

大淀町にあるあかり工房吉野では、吉野ヒノキと手すき和紙を使ったランプづくり体験を行っています。薄く削られた木のシートと柔らかな和紙を重ね、やさしい光を灯すあかりを制作できます。木目を透かした光が室内を包み、森の静けさのような安らぎを感じさせます。ものづくりを通して、自然素材が持つやわらかな力に触れられるひとときです。
http://www.akari-yoshino.com/workshop.html

3.ウッドクラフト体験(木工館/山添村)

山添村の緑豊かなフォレストパーク神野山にある木工館では、木のぬくもりを感じるウッドクラフト体験ができます。指導員が丁寧に指導してくれるため、初心者やお子様の夏休みの工作にもぴったりです。施設内の豊かな木材を使い、木片を組み立てて作る小物から、本格的な日曜大工まで幅広く挑戦できます。ものづくりを通じて、木を削り、組み立てる楽しさと、山添村の森の恵みに触れることができます。
https://yamazoekanko.jp/learn/mokkoutaiken/

食で感じる、奥大和の四季

旅の楽しみといえばやっぱり食。豊かな自然に囲まれた奥大和には、季節の移ろいを感じる味わい深いごちそうがそろっています。

1.旅を彩る、奥大和の四季の味覚

春は、山里で採れる山菜の天ぷらや山菜ご飯で命の息吹を味わい、
夏は清流の恵み、鮎の塩焼き川魚の甘露煮に舌鼓を打ちます。
実りの秋には、柿、栗、きのこ料理など、山からの贈り物が食卓を豊かに彩ります。
そして厳しい冬を乗り切るために欠かせない、地元の猟師が仕留めた猪を使ったぼたん鍋や、ホッと心安らぐ温かい茶粥

奥大和の食は、この地で暮らす人々の知恵と、手間をかけた手仕事の結晶です。旅の思い出とともに、旬の味覚を心ゆくまでお楽しみください。

2.暮らしとともに香る、大和茶文化

古くから、人々の暮らしに寄り添ってきたのが奈良の茶文化。
奥大和の山あい、特に山添村や宇陀市では、1200年以上の歴史をもつ大和茶が今も大切に育てられています。昼夜の寒暖差と山霧が生む大和茶は、芳醇な香りとまろやかな味わいが特徴です。

大淀町の嘉兵衛本舗では、天日干しにこだわった昔ながらの「嘉兵衛番茶」を製造。素朴で深みのある香りが、ほっと心を和ませてくれます。
さらに、下市町の平原(へいばら)地区では、無農薬で育てたレモングラスと番茶をブレンドしたハーブティーも作られています。

伝統の茶と、山の香りが織りなす、奥大和ならではの味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。

奥大和に息づく歴史と文化

どこか懐かしい風景が残る奥大和。古い町並みや寺社を歩けば、穏やかな空気とともに、暮らしに息づく歴史と文化に触れることができます。

奥大和のまち歩きスポット

1.黒滝村のフォトスポット巡り(黒滝村)

明治末期(1910年)に建てられた洋風木造建築の黒滝村旧役場庁舎。日本遺産にも認定されているこの建物は、山間にあって異彩を放つモダンな佇まいが魅力です。独特な外観を背景にレトロモダンな1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。また庁舎の隣には、長さ約115m、高さ35mの黒滝吊橋があります。揺れる橋の上から、スリルと清流の渓谷美を背景に、ダイナミックな写真を撮影できます。

2.葛城一言主神社と葛城古道(御所市)

「一言の願いなら何でも叶えてくれる」と信仰を集める葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)。境内には、樹齢約1200年といわれる大銀杏がそびえ、荘厳な雰囲気を漂わせています。神社の周辺には、いにしえの雰囲気が残る葛城古道が通っています。特に宿場町として栄えた名柄(ながら)地区では、江戸時代の町並みに加え、明治期に建てられたレトロな洋館の郵便名柄館も見どころです。古都のロマンを感じながら、歴史の道葛城古道を散策してみてはいかがでしょうか。

3.松山地区の町並み散策(宇陀市)

江戸時代の面影を残す旧城下町・松山地区白壁や格子窓が続く町並みを歩けば、昔ながらの商家や蔵屋敷趣のある寺社が点在し、のんびりとした時間が流れます。散策の途中には、町家を改装したカフェやギャラリーもあり、この地の歴史と暮らしを感じながら歩くことができます。


大阪からのアクセスとモデルコース

アクセス情報

車: 大阪市内から約1時間半〜2時間(西名阪自動車道・南阪奈道路利用)

・電車+バス: 広大な奥大和の各エリアを巡るには、まず大阪から電車で目的地の「玄関口」となる駅を目指すのが便利です。主要な駅から、バスやレンタカーを組み合わせて訪問するのがおすすめです。

1泊2日モデルコース

コース① 伝統技術と渓谷美を巡る旅:【洞川温泉&吉谷木工所&黒滝吊橋フォトスポット巡り】

1日目:大阪出発→下市町(吉谷木工所で三宝づくり体験)→黒滝村(フォトスポット巡り)→天川村(洞川温泉&宿泊)
2日目:天川村観光(龍泉寺参拝)→地元ランチ→帰路

コース② 歴史街道と手仕事に触れる旅:【金剛乃湯&吉野あかり工房&一言主神社と葛城古道】

1日目:大阪出発→五條市(金剛乃湯でリフレッシュ)→御所市(葛城一言主神社と葛城古道)→御所市または、大淀町に移動し宿泊
2日目:大淀町(あかり工房で吉野ヒノキと和紙のあかり作り)→地元ランチ→帰路

コース③ 山里の癒しと歴史の町並み散策:【お亀の湯&木工館&松山散策】

1日目:大阪出発→山添村(神野山木工館でウッドクラフト体験)→曽爾村(お亀の湯で入浴)→曽爾村または周辺で宿泊
2日目:宇陀市(松山地区の町並み散策)→町家カフェでランチ→帰路

週末の「余白」を奥大和で

関西の都市部から、歴史ある奥大和の玄関口まで最短1時間。そこには、豊かな自然・文化・人の温かさに包まれる場所が待っています。

温泉で癒やされ、林業や伝統文化に触れて心を癒やす時間は、都会の喧騒では得られない特別な体験です。日帰りでも、1泊でも。週末の余白をつくる旅として、ぜひ奥大和へ足を運んでみてください。

きっと帰るころには、こんなに近いのに遠くへ来たような、心地よい余韻が残っているはずです。

奥大和での暮らしに少しでも関心を持たれた方は、ぜひ「奥大和移住定住交流センターengawa」へご相談ください。地域のリアルな情報、住まいや仕事のことまで、あなたに合った移住スタイルを一緒に考えていきます。

まずは美しい自然の中で、深呼吸からはじめてみませんか?

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